2020年2月29日土曜日

物件購入プロセス②:物件情報サイトで物件選び

 不動産投資の戦略が固まったタイミングや、固まりそうなタイミングになったら、具体的な物件購入プロセスに入ることになります。最初のプロセスである物件選びについて、選び方や、注意点などを説明致します。

物件選びは、
セミナーに参加して物件情報を貰う
・物件情報サイトで物件選び
と大きく2つのやり方があると思います。

今回は物件情報サイトでの物件選びについて説明致します。

 物件選びは個人的にはとても楽しいプロセスです。このプロセスを経る過程では、「物件を探すこと」以外にも、「相場観を養うこと」「情報の中で疑うべき部分があることを知ること」なども意識する必要があります。

 物件選びをしている中で、自分の戦略がブレそうになることがありますが、そのブレが正しいブレかどうかについてもご自身と対話をしながら、物件選びのプロセスを楽しんで下さればと思います。

物件購入プロセス:物件情報サイトで物件選び
 
 ご自身が狙う物件を物件情報サイトで抽出します。エリアや、築年数、平米数、駅からの距離などで検索を行います。多く使われているサイトは以下の通りです。それぞれのサイトの強い領域とそうではない領域などがありますので、うまく使い分けて下さい。

 検索時には、希望の条件の物件よりもわずかに幅広に検索することをお勧めしています。多くの物件を見ることでご自身の相場観が養われていくことと思います。 築年数などは10年以内を狙いたい場合には15年以内などで検索したり、平米数なども前後5㎡程度は広げて検索をすると良いのでは、と思います。また、駅からの距離や構造など、どうしても妥協をしたくない/できない項目は厳密に検索をかけても良いかもしれません。

 希望の条件を入れて検索をすると、相場から外れている掘り出し物に見える物件が見つかることがあると思います。本当に掘り出し物であるケースもごくまれにありますが、相場から外れている物件はそれなりの理由があることが殆どです。

相場より安い物件の特徴は以下の通りです。
 ・所有権ではない(借地権など)
 ・再建築不可である
 ・用途地域が不動産投資には使えない(資材置き場など)
 ・道路付けが良くない(狭いなど)
 ・違法建築である ・告知事項がある
 ・埋設物が存在する(特に土地の場合)
 ・隣地境界線が確定していない
 ・形が良くない(特に土地の場合)
 ・がけ地など、そのままでは建物を建てられない(特に土地の場合)
 ・急坂などがある
 ・管理費や修繕積立金などが異常に高い(特に区分の場合)
  など

※上記の特徴がある物件であっても、致命的問題があるわけではありません。しかし、購入する目的や、購入方法次第では購入が出来なかったり、控えるべきケースがありますのでご注意下さい。

物件情報サイトの代表例 ※サイト名をクリックするとリンクできます。

物件情報サイト 投資用区分物件 投資用一棟物件 自己居住用物件
楽待
23,000

24,000
×
健美家
16,000

20,000
×
SUUMO × ×
250,000
at home
23,000
区分+一棟

23,000
区分+一棟

350,000
HOME'S
16,000

6,000

330,000

 物件選びですが、どのような物件がいつ市場に出てくるかは分かりませんので、検索条件を保存して定期的に情報を得られるようにしておくことをお勧め致します。

 また、数百件も検討していると相場がわかってくると思いますので、ある程度自身がついてきたら、即アクションをとれる準備をしておけると良いと思います。

楽待は検索項目も多く使いやすいです

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※本記事は、2020年3月時点での記事です。 本ブログでは、環境変化に対応するため全記事を定期的に更新しています。

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