2020年1月26日日曜日

最初に始めるべきこととは?

不動産投資、ひいては資産形成をしていきたい方は多いと思いますが、最初に何をすればよいのかわからずに時間が過ぎている、という方が少なくないように思います。

一般的には、関連する本を何冊10冊以上読む、セミナーにたくさん参加する、などと言われていると思いますが、私なりのアドバイスもさせて下さい。

私も「不動産投資に関連する本を読む」「セミナーにたくさん参加する」は同じ意見です。上記のアクションに先駆けて、また、ほぼ同時並行でやらなければならないこと、メモしておきます。

①ローンやリボ払いがある場合は、出来るだけ早めに完済
 どのような手法の不動産投資であれ、多くのケースで融資を使うことになると思いますが、借金があることで融資がおりにくくなってきます。

②ご自身の不動産投資の戦略の策定
 ここは以下の記事でも記載をしている通りで、物件選びよりも何よりも重要です。個人年金の代用として不動産投資を始める場合は利回り4.0%程度の新築区分マンションなども良い手法ではありますが、毎月の収益を確保するためには 上記のような手法は良い手法となってきません。幸い、ご自身が取る戦略は今から決められます。ジャンケンは後出しをすれば勝率は限りなく高まると思います。ご自身の戦略、もっと簡単に言うと不動産投資をして何を実現したいのか、早めに決められると情報インプットの精度があがると思います。

③本を読む
 ここは間違いありません。私も何十冊も読んでいます。本を読むときの注意点を記載します。一部の書籍は「著者の自己体験が書かれているが再現性が無い」「書かれている時期が古すぎて、利回りや融資条件が今と異なる」ものになっています。2年前と今でも不動産市場は大きく動いていますので、この点はご注意下さい。また、企業が自社の顧客獲得のためや、個人が箔をつけることを目的に出版している書籍も少なからず存在しますので、本を購入する際にはAmazonの書評なども見ながら、読むべき本を判断できると良いと思います。近々、良著を整理したいと思います。


不動産投資の本は「読み方」が大切です

④セミナーに参加する
 ここも間違いありません。私もこれまで250件以上のセミナーに参加しています。 セミナーはほぼ全てが、セミナー開催企業のポジショントークです。これは当然なのですが、この状況を理解した上で、異なる主張や異なる手法、自分がそこまで興味が無い手法や物件についてのセミナーも、無駄にならないケースが多く、是非多く出るべきかと思います。

※本記事は、2020年2月時点での記事です。 本ブログでは、環境変化に対応するため全記事を定期的に更新しています。

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